2011年08月30日

第14回東海少年相撲大会 第2回全日本女子相撲郡上大会

8月28日(日)岐阜県郡上市特設相撲場において第14回東海少年相撲大会兼JOCジュニアオリンピック全日本小学生相撲優勝大会東海予選会及び第2回全日本女子相撲郡上大会が行われました。


まずは東海少年相撲大会からリポート!


以前にも書きましたが、この大会は東海4県の各県で行われた県予選の各学年2位以内に入った選手のみが出場できる大会です。


小学4、5、6年の各学年の県1位の選手が愛知Aチーム、2位の選手が愛知Bチームとなりそれぞれ 先鋒(4年)、中堅(5年)、大将(6年)の3人戦で団体戦として他の3県のA,Bチームと総当たりで対戦します。


7試合の勝敗で団体優勝を決めながら、個人それぞれの勝敗得点で各学年上位4名が12月に行われる小学生相撲の最高峰であるJOCジュニアオリンピックカップ全日本小学生相撲優勝大会の出場権を獲得できます。


それだけにとても重要な大会!


各自県の代表として団体戦を戦いながら、個人の星勘定も気になります。


岡崎相撲教室からは愛知Aの大将として柴田輝一君、愛知Bの先鋒として上条深能君の2名が参加!


それぞれ県の名誉、岡崎の名誉、ジュニアカップの出場権を掛けて戦います。


小学生として、これだけいろいろ背負っての土俵は中々大変です。


しかしながらこれも貴重な経験、夏休み最後の日曜日、普通の小学生が宿題の追い込みに入る中、彼らはこの夏最後の戦いに挑みます。


さて、その結果は?


6年生の愛知A柴田くんは6勝1敗で見事準優勝!

静岡Aの小林君に敗れ残念ながら優勝はなりませんでした。


小林君とは過去の対戦成績は3勝1敗と分が良かったのですが、その1敗が昨年のこの大会・・・今回は昨年の借りを返すべく、内容のある相撲でしたが、いなされた瞬間、足が土俵を割ってしまいました。


しかし、この大会は全日本への切符を手にする事が最優先。


まずは全日本3年連続出場おめでとう!
この悔しさは全日本で晴らしてくれるでしょう。







もう一人の上条君は4年生ですから、もちろんこの大会は初出場!


愛知県の代表ゼッケンをつけるのも初めて!


やはり県代表としてのプレッシャーは重かったか・・・硬さが見られて

立ちあがりから3連敗・・・



4戦目に同じ愛知県のA代表の選手に勝ち調子に乗るかに見えましたがその後も3連敗・・・


結局1勝6敗となり、4位以内に与えられる全日本出場権は逃してしまいました(>_<)



こういう総当たりのリーグ戦は一つ二つ負けても気持ちを切り替えて次の1戦に挑めるかどうかがポイント!



彼の実力からすれば、もう少し勝ててもおかしくはなかったので、彼の場合やはりここ一番の集中力が今後の課題でしょうか!


まだ来年、再来年とチャンスがあります!


また稽古に励み、大会に沢山でて経験を積んでいきましょう。


愛知代表チーム全員での記念スナップです。






最終的に愛知Aチームが団体準優勝となりました。





つづいて全日本女子相撲郡上大会の報告です。



岡崎相撲教室からは小学生6年生50キロ以下の部に鳥居真由さん、中学・一般の部の50キロ未満級に佐野清香さん(中一)、60キロ未満級に長谷川万里愛さん(中一)の三名が参加!


佐野さんは昨年50キロ未満級優勝、長谷川さんも60キロ未満級3位の選手!


今回も期待できます。


内容は女子とは思えぬハイレベル、特に佐野さんは小学校低学年から相撲を始めた選手で細身ながらその技術は中々のもの、小学生高学年の男子でも彼女には中々勝てないくらいの技量の持ち主!







さて本年度の結果は?


今回小学生6年生50キロ以下の部に出場した鳥居さんは3位決定戦まで進出しましたが敗れ、惜しくも4位。




中学・一般50キロ以下級出場の佐野さんは見事3位に! 




続く長谷川万里愛さんも60キロ未満級で見事準優勝!
こちらも立派!





中1で一般の部準優勝・3位はお見事という他ありませんね!


来年以降、また高校に入ってからが楽しみです!




今回大会が行われた郡上市は来年の岐阜国体の相撲競技会場です。


あちこちに岐阜清流国体相撲会場の旗が立っています。


来年は郡上が熱く燃えることでしょう!  


Posted by 岡崎市相撲教室 at 23:33Comments(1)2011年度大会結果

2011年08月22日

第9回ちびっこ相撲一宮場所

8月21日第9回ちびっこ相撲一宮場所が一宮市真清田神社境内土俵で行われました。




名前を見ると小さい子供達が楽しそうに相撲を取るものと勘違いしそうですが、出場選手は愛知、岐阜、三重、富山、長野のクラブチームが参加する為、かなりハイレベルな大会です。


上記5県から団体15チームが参加しました。



団体戦の形式は先鋒(低学年)中堅(中学年)大将(高学年)のやや変則の3人戦です。


岡崎相撲教室からは
     岡崎A(木村恵太、上条深能、柴田輝一)

     岡崎B(木村翔太、飯山典男、中村史希)

                     の2チームが参加!



まずは予選リーグ
Aチームは見事予選を1位で突破、Bチームも予選を2位で突破!


共に決勝リーグに進出

決勝リーグは予選を突破した6チームによる総当たりのリーグ戦です。



決勝リーグ結果

   岡崎A 4勝11点 優勝!キラン
  
   岡崎B 0勝3点  6位


Aチームが見事団体優勝を勝ち取りました。

岡崎相撲教室の優勝は第1回、2回、7回に続き2年ぶり4回目!


見事に先輩達に続く活躍を見せてくれました。



続いて個人戦。


団体の結果から見ると、これまたかなりの好成績が期待されます。


2年生  第三位 木村恵太

4年生  第三位 上条深能
      第四位 飯山典男

5年生  第四位 中村史希

6年生  第三位 柴田輝一


3年生以外は全学年入賞

でも、優勝が0なのはちょっと寂しいですね。

6年生の柴田君はこの大会3、4、5年と三連覇していただけに、ちょっと残念・・・



しかし団体は見事優勝できたわけですので、この大会もみんな頑張ってくれたのではないでしょうか!


来週はいよいよジュニアオリンピックカップ全日本小学生優勝大会への最終予選である東海少年相撲が行われます。


出場権のある選手は今日の反省点を生かして、なんとか本戦への出場権をゲットしてきて欲しいですね。






  


Posted by 岡崎市相撲教室 at 22:04Comments(0)2011年度大会結果

2011年08月09日

第22回全国都道府県中学生相撲選手権大会

8月7日(日)第22回全国都道府県中学生相撲選手権大会が両国国技館で行われました。


この大会は各県の予選会の上位三名の代表選手による団体戦、及び個人戦が行われます。


文字通り国体方式の県対抗戦です。


全中が学校対抗であるのに対し、県代表選手しか出場できない大会なので、それだけ各選手のレベルの高い大会です。


愛知県代表の三人は前日は友綱部屋に宿泊し、しっかりちゃんこを食べて戦いの準備は万端!


いざ国技館へ!









開会式の様子です。





選手達は普段こんな眩いばかりの照明の下で相撲をとることは滅多にありませんから、さぞかし緊張したでしょう!


とおもいきや、支度部屋、花道に向かう通路ではこのリラックスモード!


岡崎相撲教室から出場の菅沼文太君は小学校時代からこの国技館はめっぽう相性がよく、中々の好成績を収めているんです。


今日はいけるかも!








団体戦の愛知県代表メンバーの布陣は先鋒 松尾、中堅 中嶋、そして我らが菅沼文太君は大将で!


予選は3戦して、得点の上位16チームが決勝トーナメントに進出できます。

また個人戦は団体戦で2勝以上した選手のみが個人戦に出場できます。


まずは団体戦の予選突破と個人戦の本戦出場が当面の目標となります。


愛知県の予選対戦相手は1回戦 兵庫県   2回戦 滋賀県    
 3回戦和歌山県!


国技館内の稽古場でアップする文太君!


東洋大学に進んだ岡崎相撲教室OBの山本君、日体大に進んだ吉田君が胸出ししてくれました。







こういう時に駆けつけてくれる先輩達がいる事はとても心強いですね!



まずは1回戦の兵庫戦、やや動きが硬い・・・中堅中嶋君は勝ったものの、先鋒 松尾、中堅文太は動きが硬く星を落として初戦1ー2で敗戦・・・


続いて2回戦! 相手は滋賀県!


ここは絶対落とせない一戦!


初戦で少し気持ちも体もほぐれたか、三人とも危なげない相撲で3-0で取りました。


そしていよいよ3戦目の和歌山戦!

ここを勝たないと決勝トーナメント出場は絶望的です・・・


また既に初戦の兵庫戦で落としている松尾、文太の二人は個人戦出場の為には絶対負けられない一戦!


痺れる勝負となりました!





しかし、前の滋賀戦で勝利し、めでたく今大会での国技館1勝を勝ち取った文太はいい動きを見せます。


立会いいい当たりで一気に主導権を握るといなす相手にいい足の運びでついて行きます。


完勝の「突きだし」で勝利!


あとの二人も勝って愛知県チームは3-0で強豪和歌山に勝利!


見事2勝7点で優秀16チーム決勝トーナメント進出決定!


さらに三人とも無事に個人戦本戦への出場を決めました。



結局、団体戦は初戦の京都戦0-3で敗れベスト16止まり、文太の個人戦は初戦 青森県代表の十和田中の巨漢小笠原君(180センチ120キロ)に敗れ初戦敗退となってしまいました。


しかし夢の国技館で全国大会2勝し、団体も最低目標だったベスト16進出はまずまずの結果ではなかったでしょうか!


文太くん本人も全国でも充分通用するという自信になったのではないでしょうか!


これでこの夏の文太君の夢への挑戦は終わりました!


熱くて!キツくて!楽しくて!泣いて笑った!いい夏だったんではないでしょうか!


普通の中学生ではとても経験できない夏休みを経験したと思います。


それだけでも誇りに思って欲しいです。


一生の思い出に残る夏になったことでしょう!



文太君のケレンミのない真っ向からの押し相撲は将来性充分! 


高校に進学してもおそらくインターハイ、国体で活躍してくれる事でしょう。


その為にも、残りの中学生活で少しでも地力をつけておいて欲しいです。


今日が終りではなく、この国技館での夏が文太物語の始まりとなるように!!  


Posted by 岡崎市相撲教室 at 23:00Comments(0)2011年度大会結果

2011年08月03日

第27回わんぱく相撲全国大会

第27回わんぱく相撲全国大会が両国国技館にて行われました。


この大会は全国青年会議所主催の大会で全国各ブロックの予選を勝ち抜いた4年生以上の各学年約200名が両国国技館に集結、各学年のわんぱく力士日本一を決める大会です。


岡崎市相撲教室からは本年は残念ながら、予選を突破して国技館への切符を手にしたのは6年生の柴田輝一くん一人のみ。


昨年は4、5、6年生の全学年で出場権を獲得しただけに、今年はちょっと寂しい大会になってしまいました。


大会前日は相撲部屋に宿泊し、本物のお相撲さん達と寝食を共にします。


これもわんぱく相撲全国大会に進出したご褒美で、子供達には貴重な経験となります。


そして翌日は相撲部屋から戦いの場である両国国技館へと向かうのです。


さて、唯一出場権を獲得した柴田くんですが、このブログをずっと見ていてくれる方はご存じでしょうが、今年に入ってすべての大会の個人戦を優勝、今年に入ってまだ個人戦は負けてないんです。


当然のことながらこの大会での目標はわんぱく横綱!


4年生、5年生と2年連続で小結(ベスト16)まで進出している柴田君にとって、今年はそれ以上の成績が期待されます。


因みにトーナメントは完全フリー抽選!


昨年までの実績とか地区大会での成績は一切考慮されません。


トーナメントのクジ運いかんによっては初戦から強豪とぶつかる可能性もあります。


柴田君の初戦の相手はなんと昨年小結まで進出している選手・・・


初戦からまったく息の抜けない相手です。 


ここを乗り切ればかなり上位まで進出できるという今大会のカギを握る一戦!


結果は!?









勝ちを焦ったか・・・




前にでる地力では全国屈指の実力を持っていながら・・・詰めが甘かった・・・


小学生で体が大きく地力のある選手にはよくあるパターンですが、土俵際で相手に粘られた時の対処の仕方がまだ甘かったかもしれません。


岡崎相撲教室では6年生は柴田君のみで充分な稽古相手に恵まれていなかった事もあるかと思います。


小学生最後のわんぱく全国大会はとてもほろ苦い結果になってしまいました・・・皆さんに景気のいいお話ができなくてとても残念です(>_<)






さて気を取り直して!!


柴田君にはまだ夏休みの最後に東海少年相撲大会があります。


ここを勝ち抜いて本年暮れに同じく両国国技館で行われる小学生最高峰のタイトルである全日本小学生相撲優勝大会が待っています。


この悔しさをバネに、またこの敗戦で得た物を必ず生かして、小学生日本一を目指して欲しいと思います!


  


Posted by 岡崎市相撲教室 at 21:22Comments(0)2011年度大会結果